多色エルフのススメ 〜前編〜
2011年8月4日 TCG全般 コメント (4)〜多色エルフのススメ〜
「エルフヤダー、エルフに勝てないから別のデッキ使って下さい、それコンボデッキだろ?、ソリティア終わったら教えて。エルフとか全除去打つだけで投了する弱小デッキじゃないですかwwエルフとかチャリス(ry」…エルフ使いなら、誰しもが言われたことのある台詞だ。
なぜこんなことを言われるのだろうか?
●エルフの悪いところ
基本的に「クリーチャーを並べて全体強化で押し切る」と言う、単調な動きしかしない。白緑など有利なマッチでは4〜5Tで勝負が決まり、またZOOやラバマンサー入りのバーンなど、除去が多いデッキには勝負にならない。一度劣勢になれば、地力の差で巻き返しが難しい。また動きさえ分かればプレイングが入る余地が少ないので、対戦していてつまらない。
他にも垣間見る自然が入ったタイプのエルフはチェインコンボを行う。決まれば待つのがダルいし、チャリス入りデッキやMM入り&除去のビートデッキ、さらに早いコンボデッキでは勝つことが容易でありお互いにつまらない。
さらにオーダー入りのタイプでは3Tにオーダー→大祖始でゲームが終わる。
良くも悪くもエルフは単調なデッキであり、デッキの単調さが対戦時のつまらなさを生んでいる。
●対戦していて楽しいとは?
「対戦していて楽しい時」とはどんな時だろうか。
多くの人は「コンボを決めた時」、「最速で勝った時」、「強いやつを倒した時」、「カードをいっぱい引いて、圧倒的優位にたった時」など自分が優位に立ったときや、達成感を味わった時に感じるだろう。もちろん私もそうだ。
3Tにオーダーから大祖始を出すのが好きだ。森の伝書使からエルフカードを4枚公開するのが好きだ。12/12の聖遺の横をチャンピオンですり抜け、相手を撲殺するのが好きだ。エズーリで10回オーバーランを起動して500点以上のオーバキルをするのが好きだ。共生虫で隠遁者を出し入れするのが好きだ。イラクサと白樺でエルフをキャントリップ付きのフリースペルに変えるのが好きだ。工芸品で無限トークンをだすのが好きだ。鏡の精体と虫で大量マナを産み落とすのが好きだ。2T目に垣間見る自然を打った時など絶頂感すら覚える。光り葉の大ドルイドがひたすらエルフ・ドルイドを呼び、相手の土地を全て奪うのが好きだ。先触れから血編み髪を持って来るのが好きだ。遺産のドルイドで酔わずに3マナ産むのが好きだ。密猟者で高マナエルフを密猟してくるのが好きだ。クゥイリーオンでエルフを起こすのが好きだ。ティタニアにマントルを付けるのが好きだ。相手の除去をかい潜り、ロフェロスが威圧の杖を振りかざした時は胸のすく思いだった。養虫人の虫達で、対立ロックを決めるのが好きだ。完全者が侵入警報で何度でも起き上がるのが好きだ。3Tに鋤込みを打つのが好きだ。ドヤ顔しているマーフォークに女王スズメバチを叩き付けてやるのが好きだ。せっかく並べたエルフが、非業の死を遂げるのは悲しいことだ。目腐りの終焉を説明するのが好きだ。5/5のメロウをネームレスで墓地送りにするのが好きだ。ハイタイドやHive Mindのマナ源をテラストドンで踏み割るのが好きだ。威厳の魔力で大量ドローするのが好きだ。9体のエルフを寝かせ、20/20のドラゴンを速攻召喚するのが好きだ。大量マナから黒コマンドで一撃死を送ってやるのが好きだ。相手の殴打頭蓋をグリッサで返り討ちにするのが好きだ。笛吹きで巨大クリーチャーを出すのが好きだ。場に並んだ10枚の森が、司令官の掛け声で4/4エルフとして突撃するのが好きだ。傷刃の精鋭が、ネームレスをコストにエムラクールを惨殺するのが好きだ。
私はエルフが大好きだ!!
諸君!!エルフを愛する同志諸君!!我等にとって、もはやコピーデッキに毛が生えたようなレシピでは役不足だ!!エルフクリーク(妖精大戦争)を!!持てるエルフ・カードを再発掘し、新たな強力エルフデッキを!!そして全てのデッキを倒し!!Tiear1にエルフを!!
エルフ!!エルフ!!エルフ!!!
よろしい!!
ならばエルフ・クリークだ!!
●相手が楽しいか考えてみる
やりたいことをやることも大切だが、今までこんな経験はなかっただろうか?「相手との戦力は互角。場は拮抗しており、些細なミスが命取り。緊張のあまり鼓動が聞こえる程だが、不思議な充実感に包まれている。」MTGプレイヤーなら誰でも一度は味わったことのある感覚だ。そして、この感覚の後は勝ち負けに関わらず、「楽しさ」や「充足感」を味わえただろう。
好きなことをするのも楽しいが、ギリギリの勝負をするのはもっと楽しい。また、プレイングスキルや自らが構築したデッキの全てを出し切った熱い試合なら、対戦相手も楽しいだろう。
ここも見逃せない点だ。MTGは対戦相手あってこそのゲームであり、相手を楽しませることもゲームのマナーだろう。
なお、これは接待プレイをしろといっているのではない。「実力の拮抗したプレイヤー、またはデッキ同士で戦うように…」といっているのだ。誰でもマーフォークのメインでエルフと延々スパーしたり、白ウィニーでANTに負け続けるのはつまらないだろう。またひたすらランドスティルでバーンに火力を打たれ続けたり、エルフの同系対決のような「じゃんけんゲーム」をし続ける気にはならないハズだ。
だからある程度単調にならないデッキも用意し、プレイングが重要になる試合をするべきではないだろうか。
もちろん、私は単調な動きをするエルフが大好きだし、一つのデッキを使い続けるのも個人の自由だと思う。
ではなぜ「プレイングスキルを使うデッキで対戦しろ」などと言ったかと言えば、ひとえにエルフに飽きられたからだ。
飽きたのは私でなく周りだ。私とスパーしてくれる人達だ。彼等は根気よくエルフと対戦してくれていたが、流石に飽きが来たようだ。最近では私が座るたびにまたエルフかよとか、どうせエルフだろとか言われるようになった。
これは良くない。私のテクが不評なのは全く気にならないが、エルフが不当で言われのない迫害を受けるのは納得出来ない。
そこでマンネリ化しないエルフを考えてみることとなった。緑はクリーチャーを並べることに特化しているので、どうしても単調になりがちだ。だから除去やギミックのために他の色を足してみたいと思う。
…後半に続く
「エルフヤダー、エルフに勝てないから別のデッキ使って下さい、それコンボデッキだろ?、ソリティア終わったら教えて。エルフとか全除去打つだけで投了する弱小デッキじゃないですかwwエルフとかチャリス(ry」…エルフ使いなら、誰しもが言われたことのある台詞だ。
なぜこんなことを言われるのだろうか?
●エルフの悪いところ
基本的に「クリーチャーを並べて全体強化で押し切る」と言う、単調な動きしかしない。白緑など有利なマッチでは4〜5Tで勝負が決まり、またZOOやラバマンサー入りのバーンなど、除去が多いデッキには勝負にならない。一度劣勢になれば、地力の差で巻き返しが難しい。また動きさえ分かればプレイングが入る余地が少ないので、対戦していてつまらない。
他にも垣間見る自然が入ったタイプのエルフはチェインコンボを行う。決まれば待つのがダルいし、チャリス入りデッキやMM入り&除去のビートデッキ、さらに早いコンボデッキでは勝つことが容易でありお互いにつまらない。
さらにオーダー入りのタイプでは3Tにオーダー→大祖始でゲームが終わる。
良くも悪くもエルフは単調なデッキであり、デッキの単調さが対戦時のつまらなさを生んでいる。
●対戦していて楽しいとは?
「対戦していて楽しい時」とはどんな時だろうか。
多くの人は「コンボを決めた時」、「最速で勝った時」、「強いやつを倒した時」、「カードをいっぱい引いて、圧倒的優位にたった時」など自分が優位に立ったときや、達成感を味わった時に感じるだろう。もちろん私もそうだ。
3Tにオーダーから大祖始を出すのが好きだ。森の伝書使からエルフカードを4枚公開するのが好きだ。12/12の聖遺の横をチャンピオンですり抜け、相手を撲殺するのが好きだ。エズーリで10回オーバーランを起動して500点以上のオーバキルをするのが好きだ。共生虫で隠遁者を出し入れするのが好きだ。イラクサと白樺でエルフをキャントリップ付きのフリースペルに変えるのが好きだ。工芸品で無限トークンをだすのが好きだ。鏡の精体と虫で大量マナを産み落とすのが好きだ。2T目に垣間見る自然を打った時など絶頂感すら覚える。光り葉の大ドルイドがひたすらエルフ・ドルイドを呼び、相手の土地を全て奪うのが好きだ。先触れから血編み髪を持って来るのが好きだ。遺産のドルイドで酔わずに3マナ産むのが好きだ。密猟者で高マナエルフを密猟してくるのが好きだ。クゥイリーオンでエルフを起こすのが好きだ。ティタニアにマントルを付けるのが好きだ。相手の除去をかい潜り、ロフェロスが威圧の杖を振りかざした時は胸のすく思いだった。養虫人の虫達で、対立ロックを決めるのが好きだ。完全者が侵入警報で何度でも起き上がるのが好きだ。3Tに鋤込みを打つのが好きだ。ドヤ顔しているマーフォークに女王スズメバチを叩き付けてやるのが好きだ。せっかく並べたエルフが、非業の死を遂げるのは悲しいことだ。目腐りの終焉を説明するのが好きだ。5/5のメロウをネームレスで墓地送りにするのが好きだ。ハイタイドやHive Mindのマナ源をテラストドンで踏み割るのが好きだ。威厳の魔力で大量ドローするのが好きだ。9体のエルフを寝かせ、20/20のドラゴンを速攻召喚するのが好きだ。大量マナから黒コマンドで一撃死を送ってやるのが好きだ。相手の殴打頭蓋をグリッサで返り討ちにするのが好きだ。笛吹きで巨大クリーチャーを出すのが好きだ。場に並んだ10枚の森が、司令官の掛け声で4/4エルフとして突撃するのが好きだ。傷刃の精鋭が、ネームレスをコストにエムラクールを惨殺するのが好きだ。
私はエルフが大好きだ!!
諸君!!エルフを愛する同志諸君!!我等にとって、もはやコピーデッキに毛が生えたようなレシピでは役不足だ!!エルフクリーク(妖精大戦争)を!!持てるエルフ・カードを再発掘し、新たな強力エルフデッキを!!そして全てのデッキを倒し!!Tiear1にエルフを!!
エルフ!!エルフ!!エルフ!!!
よろしい!!
ならばエルフ・クリークだ!!
●相手が楽しいか考えてみる
やりたいことをやることも大切だが、今までこんな経験はなかっただろうか?「相手との戦力は互角。場は拮抗しており、些細なミスが命取り。緊張のあまり鼓動が聞こえる程だが、不思議な充実感に包まれている。」MTGプレイヤーなら誰でも一度は味わったことのある感覚だ。そして、この感覚の後は勝ち負けに関わらず、「楽しさ」や「充足感」を味わえただろう。
好きなことをするのも楽しいが、ギリギリの勝負をするのはもっと楽しい。また、プレイングスキルや自らが構築したデッキの全てを出し切った熱い試合なら、対戦相手も楽しいだろう。
ここも見逃せない点だ。MTGは対戦相手あってこそのゲームであり、相手を楽しませることもゲームのマナーだろう。
なお、これは接待プレイをしろといっているのではない。「実力の拮抗したプレイヤー、またはデッキ同士で戦うように…」といっているのだ。誰でもマーフォークのメインでエルフと延々スパーしたり、白ウィニーでANTに負け続けるのはつまらないだろう。またひたすらランドスティルでバーンに火力を打たれ続けたり、エルフの同系対決のような「じゃんけんゲーム」をし続ける気にはならないハズだ。
だからある程度単調にならないデッキも用意し、プレイングが重要になる試合をするべきではないだろうか。
もちろん、私は単調な動きをするエルフが大好きだし、一つのデッキを使い続けるのも個人の自由だと思う。
ではなぜ「プレイングスキルを使うデッキで対戦しろ」などと言ったかと言えば、ひとえにエルフに飽きられたからだ。
飽きたのは私でなく周りだ。私とスパーしてくれる人達だ。彼等は根気よくエルフと対戦してくれていたが、流石に飽きが来たようだ。最近では私が座るたびにまたエルフかよとか、どうせエルフだろとか言われるようになった。
これは良くない。私のテクが不評なのは全く気にならないが、エルフが不当で言われのない迫害を受けるのは納得出来ない。
そこでマンネリ化しないエルフを考えてみることとなった。緑はクリーチャーを並べることに特化しているので、どうしても単調になりがちだ。だから除去やギミックのために他の色を足してみたいと思う。
…後半に続く
コメント
自分も相手がGWの時はほぼ勝ったなとか思いますしww
でもエルフは他の部族に比べるとバリエーションが多いと思いますけどね。魚やゴブリンなんて入っているカードほとんど決まってますしね。
よし、モダンでもエルフ組むかな!!
数多くのバリエーションを楽しめるのも、エルフの数ある魅力な一つです。
モダンだとローウィン期が使えますね。
緑黒エルフ辺りが組み易いかな?
逆にティタニアやレインジャー、ロフェロスが使えないので、ビックマナ系は組み難いかも。
オーダーエルフは組めないけど、親和エルフならイケそう。
使えないのは白樺と共生虫ぐらいだし、光り葉の大ドルイドと千年霊薬使えるし。
蔦エルフみたいな、伝書使抜きのビート系エルフや親和みたいなコンボエルフは使われそうです。
あ、血編みも居るからナヤカラーエルフもイケますな。
新枠カードが多いエルフは、モダンでも大活躍間違い無しです。
あ、リンクさせて頂きました。
これでVMさんも穴兄弟ですな。
「後ろの穴で繋がる仙台レガシー」
数珠繋ぎの五条楼杯は、Byeさん達のいこいの広場。
さぁ!!
仙台でワタクシを見かけた皆さん。
蟲なリンクはいつでもガバガバに開いてますよ(来月は魚さんをくわえ込むんで塞がるかも)。
皆さんもVMさんとワタクシの様にLet’s linking !!