レガシー 親和エルフ調整録〜5C Elfball〜
毎回、サイド後全抜きしてた垣間見る自然を抜いて調整した。

サイド後の動きそのままなんで、普通に戦える。



〜デッキレシピ〜
「5C Elfball」
●メインデッキ61

●土地18
・森8
・吹きさらしの荒野3
・深緑の地下墓地4
・サバンナ1
・沼1
・平地1

●クリーチャー29
・イラクサの歩哨4
・樺の知識のレインジャー4
・遺産のドルイド4
・ワイアウッドの共生虫4
・エルフの幻想家3
・森のレインジャー3
・錯乱した隠遁者2
・石加治の神秘家1
・エルフの先触れ1
・ビリジアンのシャーマン1
・鏡の精体1
・永遠の証人1
・威厳の魔力1

●ソーサリー5
・緑の太陽の頂点4
・ぶどう弾1

●インスタント5
・召喚の調べ4
・目腐りの終焉1

●アーティファクト3
・雲石の工芸品2
・梅澤の十手1

●サイドボード15
・弱者の石3
・仕組まれた爆薬2
・トーモッドの墓所2
・森を護るもの1
・暗黒破1
・漁る軟泥1
・幻影の像1
・ガドックティーグ1
・礎石の魔導師1
・調和スリバー1
・殴打頭蓋1





●解説
〜骨格とサーチ〜
 骨格は親和エルフ。サーチはゼニスとコールの2種8枚に加え、エルフの先触れを採用した。
 先触れにより、鏡の精体や目腐りをサーチすることが出来る。ゼニスからでも除去や鏡の精体をサーチ出来るので、高い対応力やコンボ力を実現させた。

〜錯乱した隠遁者〜
 2枚の錯乱した隠遁者により、強力なビートが可能である。
 ちなみに、隠遁者はコールとの相性が良い。隠遁者→コール〜虫→隠遁者の流れは、2枚だけでゲームを終わらせるパワーがあり、デッキの強力な武器だ。

〜石加治と装備品〜
 コールで探せる石加治で、増えた部族を対策する。また、装備品は謙虚を積むデッキにも効果的だ。無理して謙虚を破壊しなくても良いので、サイドスロットを圧縮出来た。

〜鏡の精体と目腐りの終焉〜
 先触れのおかげで、6枚引けば1枚はアクセス出来る。安定してコンボや除去が行えるので、垣間見る自然が抜けた穴を、先触れがしっかり埋めている。

〜森のレインジャーとビリジアンのシャーマン〜

 土地は5枚以上並べたいし、平地や沼を探せるので、森のレインジャーは必須パーツだ。
 序盤に欲しいのは土地なので、エルフの幻想家と3:3で入れている。
 土地が伸びることで、除去耐性が付く。除去られてもしっかり勝ち筋を作ることで、垣間見る自然入りとの差別化を図った。
 ビリジアンの盲信者→ビリジアンのシャーマンにした理由は相殺<MUDなメタになったことと、垣間見る自然を抜いたことで、3マナが気にならなくなったことが理由。
 MUDに1番効くカードなので、一枚増やすのもありかもしれない。


〜サイドボード〜
 5cなので爆薬を採用。ガドックティーグに触れないが、先触れ→目腐りでなんとかする。ダメなら美徳の喪失に換えるイメージで。
 暗黒破は部族やマーベ対策。弱者の石は、エルフが苦手なテンポデッキ対策で。
 礎石はコールで探せるので、意外と使い易いハズ。
 幻影は微妙かも。ショーテル対策で入れたけど、引かれた後で出しても強くない。

 サイドと土地は変更の余地あり。回した感じは普通に強い。
 サイド後の戦い方を強化した感じだから、弱いハズはないだろう。

 イメージは4〜5キルしつつ、たまに2〜3キルしてくるマーベリック。
 速度は遅くなったけどあんまり気にならない。

親和エルフの速度が

高速コンボ>親和エルフ>中速ビート>コントロール

な感じなので、多少コンボ速度が下がっても問題なかった。

●高速コンボはヘイトベア守りつつ殴り切るんで、コンボ速度は関係ない。

●速度が下がっても、中速ビートより早い

●コントロールには、土地多めによる除去耐性&各種ビートカードやコールで有利に戦える

●天敵のクロパーには、弱者の石や石加治で相性逆転できる


等が理由だ。




〜最後に〜
 エルフには多くの弱点がある。
 チャリス、疫病、ペリシュ、全除去、暗黒破、十手、罰火、相殺、法学者、終末、分散火力。
 レガシーで良く見かけるカードが、軒並みキツイ。
 エルフが苦行と言われたり、運が良いときだけ勝てると言うのはこのような理由からだろう。


 が、エルフに弱点が多いのは当たり前のことだ。

 キツイカードが、たかが10枚や20枚あるだけで、エルフを諦めるなど片腹痛い。

 対策カードぐらい、プレイングと構成次第でどうにでもなる。

チャリスはマナ域をずらしたり、割ったりすれば問題ない。

疫病はエルフ以外をサーチしたり、調和スリバーで割ったりすれば問題ない。

相殺デッキは変異や囮で撹乱しつつ、本命を通すプレイで削り切れる。

ペリシュは変異色変えや復讐蔦、ソーサリータイミングでの除去が効かないコンボプレイで対応できる。

暗黒破は、ハンドにクリーチャーを溜めつつ一気にコンボしたり、相手が対応しずらいタフ3以上のクリーチャーで対処。

十手は割ったり、虫キャッチしたり、被覆で一気にコンボしたりで無視できる。

罰火はマナがかかるし遅いので、ゆっくり溜めたハンドから相手が除去出来ないぐらい展開orコンボ。

法学者は除去やシャーマン。

終末は虫+エルフの幻想家等で終末を誘い、隙作ってコンボandビート。

分散火力はタフ2からのプレイや、入るカナスレデッキ自体をメタって勝つ。

謙虚は、謙虚→ミシュランをなんとかする為に石加治→バターでサイズ勝ちや、最速ガドックティーグで防げる。



エルフデッキにキツイカードが多いのは、当たり前だ。

だから、エルフデッキはいかに苦手を克服するか考え・実践するデッキだと言えるだろう。

エルフは自由度が高く、ピーキーなデッキ群だ。

エルフの魅力は困難に打ち勝つ喜びと、自在に操った時の全能感だ。

私はエルフが好きだ。

エルフは決してANTの下位互換でもないし、ただのソリティアがやたらと長いコンボデッキでもない。

エルフはただのブッパデッキではない。

困難に打ち勝ち、成長できる。

最高のデッキだ。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索