参加者24人で4回戦+シングル2回戦の大会でした。



〜レポ〜
●1回戦 レクターグール

1戦目 後手
 相手1Tベイユーからセラピー撃たれたので、ロックと判断。その後2Tに潮の虚ろの漕ぎ手で遺産を抜かれ、4Tにレクターを出される。そして5Tの死肉喰らいでレクターグールと判明。
 5Tに幻想から必要カードを掘ろうとすると、レクターをサクッてディードが出てくる。
 x=2で流されるもハンドに工芸品があり、漕ぎ手で抜かれた遺産が返って来たので2〜3Tにコンボを決めて勝ち。


out垣間見る自然4
in復讐蔦4


2戦目
 セラピーでグリンパス抜かれたあと、エルドラージの徴兵で11/11トランプル飛行滅殺2になった漕ぎ手が殴って来て負け

3戦目
 妨害を受けるも気にせず工芸品コンボを決めて勝ち。


●2回戦 トリコ石加治 チョーコーさん

1戦目
 瞬唱でうまく捌かれて装備品ビートされGG。

out垣間見る自然4、レインジャー、東屋、遺産3
in復讐蔦4、森のレインジャー2、漁る軟泥、裂け目掃き、ビリジアンのシャーマン

2戦目
 2マリ後に土地1キープ。土地をドローして、森のレインジャーから蔦に繋げるもソープロ2本+ラバマンサー。軟泥にもソープロを喰らい、攻め手がなくなった所でトラフトが剣を担いで襲って来る。
 GG。


●3回戦 親和 先輩

1戦目
 3T達人を盲信者で割った後で、相手はクリーチャー展開→テゼレットプレイ。返しでテゼと邪魔物にぶどう弾5点を与えて落とし、有効配を捌いたと思ったら二枚目のテゼレット。
 +能力で戦線を回復されつつ、大−能力を使わせない為の無理なアタックを強いられて厳しくなる。ターンが返れば工芸品を絡めてコンボ出来たが、テゼで引かれた囲いで打点が上がり勝ち筋がなくなる。

サイド
outぶどう弾1
inビリジアンのシャーマン

2戦目
 相手が囲いとクリーチャーのハンドをキープしたので、4Tに工芸品から無限マナ→垣間見る自然でドローして勝ち

3戦目
 1Tイラクサから、2Tパクト〜樺→イラクサ→遺産→虫〜回収樺→工芸品→樺→頂点〜幻想で2キル。相手が3T疫病キープで、こちらが疫病の対策を入れていなかったので、張られていたら負けていた。


●4回戦 親和 大東太郎さん

1戦目 後手
 3回戦で隣だったので、開始前にエルフとバレた。試合は1Tスカージ→2T石加治から迷わず十手を探される。3Tに十手を出すより、虫を除去することを優先され、相手4Tに土地がなかった為に十手を置いてエンドされる。
 返しにスカージ2体と邪魔物を弾で焼いて飛行持ちを潰し、新しく出した虫で十手キャッチの構え。
 相手が殴らずにTを返したところで工芸品のコンボを決めて勝ち。

2戦目 後手
 3Tに垣間見る自然からコンボして勝ち。


●エリミ1 青黒デルバー 猫沼さん

1戦目
 相手1T虫も、なかなか裏返えらない。なんTかした後に、ボブが追加されたので弾で流す。しばらくアド獲得の攻防が続いた後、相手の除去が切れたので、垣間見る自然からコンボを決めて勝ち。


out垣間見る自然4、遺産2、レインジャー、東屋、
in復讐蔦4、裂け目掃き、漁る軟泥、森のレインジャー2

2戦目
 こちらダブマリするも相手がマナフラット。2Tボブをぶどう弾した後、ドローゴーが続く。5Tぐらいにボブとデルバーを出したので、ぶどう弾でシャクッてアド差をさらに縮める。
 その後も相手が土地を引き続けた為に、こちらの動きを捌けなくなる。相手の土地が7枚程並んだ所で、イラクサ2+樺、遺産辺りから魔力→10ドロー→幻想→工芸引いてコンボを決める。


●決勝 トリコ石加治 チョーコーさん


1戦目
 ノーマリで土地2弾+エルフの良いハンドをキープするも、樺除去ケアで持って来た赤緑土地が不毛される。2T程土地を引けずに展開が遅れ、気づいた頃には死んでいた。

out威厳の魔力、ぶどう弾3
in森を護るもの、ビリジアンのシャーマン、森のレインジャー2

 2回戦の反省から、森を護るもの入れて一撃必殺を狙った。
 2Tまでランドセットのみで、3Tも頂点から森のレインジャーから森を探す動き。相手もゆっくりな動きだったので、ハンドにはコンボに十分なエルフが揃う。
 が、問題発生。自然や工芸がハンドに無く、魔力を抜いていたためにコンボを始められない。
 そのままコンボの核を引けずにラバマンやトラフトで削り切られる。



と言うわけで2位/24人でした。

次はトリコ加治に勝ちたいですね。


〜反省〜
●1回戦 レクターグール
 相手のデッキが分からない時でも、一定の指針を持って動けるようにしたいです。
 例えば「黒い相手にはハンデスをケアしつつ、早めにコンボを決めに行く」とか、「青入りの相手には無理にコンボを狙わず、着実にアドを取りつつ攻める」とかいった感じですね。
 一応考えてはいますが、まだまだブレがあるので、ある程度の基本スタイルを確立しておきたいと思います。
 対戦中には、疲れや緊張で正常な判断が出来ないことが多々あります。ですので、考えがまとまらない時でも勝率を上げられるように、効果的だと思われる型を習得しておきたいですね。

●2回戦、決勝戦 トリコ加治
 練習不足です。トリコ加治との戦いは初めてでしたので、対青黒系と同じスタイルで戦いましたが、青黒とは違った戦い方が必要でした。
 除去の効かないトラフトや使い回されるソープロにより、ぶどう弾や復讐蔦が機能せずに、勝つことが出来ませんでした。
 「恒久的な除去があり、ハンデスがないこと」、「ソープロの使い回しにより、蔦が機能しづらいこと」、「トラフトによるぶどう弾への抵抗があること」から、除去をかい潜りつつ一撃必殺を狙うプランが正解でしょう。
 次回までにキチンと練習し、克服したいと思います。

●3、4回戦 親和
 1戦目のキープです。弾とエルフがあり、相手のクリーチャーを捌きつつ勝ちを狙えるハンドでしたので、ヌルキープとまでは考えてはいませんでした。
 確かに、親和はブンマワリがあるので、もう少し攻めに行ってもよかったかも知れません。
 しかし、マリガンで手札が悪化するリスクもあるので、難しい所です。ANTやベルチャーレベルのキープ基準が求められる相手ではないので、間違ってはなかったと思います。

●準決勝 ubデルバー
 青黒系の相性は良いので、しっかりと相手の嫌な動きをして行きたいです。
 タフネスが低いクリーチャーを弾でシャクり、パワー2のエルフで削る。そして継戦能力の高い蔦でダメ押しをする。
 勝てる相手ですので、確実に取りたいですね。





〜フリプ雑感〜

VS ANT
 罠とガドックのおかげで大分戦いになるようになった。地味に軟泥も活躍してくれる。
 4.5〜4:5.5〜6ぐらいの相性。

VS マーフォーク
 メインはほぼ無双で、サイドからが本番。山程入れられるピッチで相性が埋められるので、頑張って勝ちに行く。
 相手は早期決着をかけてくるので、なるべくダメージを受けないように戦う。確定カウンターは少ないので、落ち着いてコンボを狙えば勝てる相手。

VS 親和
 メインは速度的に有利。後手4キルまでのハンドなら、キープしてもよい。
 これもサイドからが本番。3〜4枚の法学者と疫病か非業の死をケアして戦わなければならない。
 法学者がかなり厳しいので、しっかりと捌けるハンドか、最速コンボを狙えるハンドをキープするようにしたい。

VS トリコ加治
 何故かフリプでは5:5ぐらいのダイア。相手の引き次第で蔦の強さが変わる。
 相手のサイドは特に入るものもないので、こちらがサイドインしたカードを使い、相手の得意な土俵で戦わないようにすることが大事。
 トリコ加治は恒久的な除去能力は抜群に高いが、1T内で撃てる除去は限られる。ハンデスもないので、ハンドにクリーチャーを溜めて、護るものから一気にコンボする戦法が有効。
 また、マナ基盤が脆弱なので、土地責めも効くと思われる。
 なんにせよ、次のGGまでにしっかりと練習して克服したい。

VS SenseiSesei
 格好良い。あとぶどう弾を瞬唱で再利用する電波を受信した。



〜デッキ解説〜

「雲石親和vr1.36」

●メインデッキ60

●土地17
・森7
・緑絡みのフェッチ8
・タイガ1
・サバンナ1

●クリーチャー24
・イラクサの歩哨4
・樺の知識のレインジャー4
・遺産のドルイド4
・ワイアウッドの共生虫4
・エルフの幻想家4
・ドライアドの東屋1
・クゥイリーオンレインジャー1
・ビリジアンの盲信者1
・威厳の魔力1

●ソーサリー12
・垣間見る自然4
・緑の太陽の頂点4
・ぶどう弾4

●インスタント4
・召喚士の契約4

●アーティファクト3
・雲石の工芸品3

●サイドボード15
・復讐蔦4
・精神壊しの罠4
・森のレインジャー2
・森を護るもの1
・裂け目掃き1
・漁る軟泥1
・ガドックティーグ1
・ビリジアンのシャーマン1



●土地について
・クレイドルなし…このデッキではオーバーキル。割られず、クリーチャーがいない時でも機能する森の方が重要
・枚数…3〜4枚は並べたいし、最低でも2枚は欲しいのでこの枚数。

●クリーチャーについて
・クリーチャー数24…サーチがあるし、必要牌が揃えば勝てるのでこの枚数。
・ビリジアンの盲信者…シャーマンを使い回す機会が少なかったので、軽くてコンボに組み込める盲信者に。
・ワイアウッドの養虫人…これを活かす構成で親和エルフを作ると、養虫人が除去された時に、一気にデッキパワーが下がるのが嫌いなので。あと除去が豊富にある相手への耐性が雲石型に比べて低いのも×。
 ただ、同系で強かったり、調べを絡めた強い動きが出来たりするので、除去が少ないメタやエルフが増えるならアリ。

●サーチについて
・パクト4…雲石コンボだと、0マナサーチが強い。基本土地が多いので、存外安心してプレイできる。好きなクリーチャーカードを0マナでハンドに入れられるのは、かなり壊れていると思う。
・調べ0…生物が並ばないので、3マナが重い。

●その他について
・ぶどう弾4…瞬唱やボブ、ラバマンに石加治、三人衆など低タフネスが多い環境で使い易い。神も殺せるし、何よりエルフの同系に強い。雲石だとコンボパーツ兼除去兼削りと言う、いつ引いても困らないカード。一枚だともみ消される心配があるけど、複数枚入れることで弱点を克服してみた。
・雲石の工芸品…エクテン時代から使われている有名カード。東京ではワイアウッドの養虫人型が主流みたいだけど、除去が多い相手にも戦い易い工芸品型が好み。

●サイドについて
・復讐蔦4…素引きしたいので4枚。ただ、サーチが沢山あるし3に減らすのもアリかも。
・精神壊しの罠4…ベルチャーやANT、ハイタイド等のエルフが勝てないコンボ対策。初手に欲しいので4枚確定。
・森のレインジャー2…サイド後のプランを支えるナイスカード。4枚目の森をいかに早く揃えるかが勝負の別れ目
・森を護るもの1…Zooやトリコ戦でのキーカード。最低でも5枚以上森が並んでから出したい。
・裂け目掃き1…対エンチャントレスや青黒で使うカード。リカバリールートとコンボ強度が上がるが、若干悠長。基本的にコンボ前後に使うカードなので、序盤の立ち回りを意識するなら入れなくても良い。
・漁る軟泥1…このデッキの燻し銀。バーンやZoo相手でライフを安全圏に運んだり、ドレッジやANTの墓地を掃除してくれたりと使い易い。もしかしたら2枚にするのもアリかも。
・ガドックティーグ1…説明不要のコンボ対策。
・ビリジアンのシャーマン1…説明不要のアーティファクト対策。



〜おわりに〜
 結構長く書いたんで、最後は簡潔に気になった点だけ。

・ぶどう弾4…確かに強かったけど、2戦ほどハンドに3枚以上来て困った試合があった。1枚ぐらい奇妙な収穫に変えても良いかもしれない。

・裂け目掃き…確かに勝ちルートは増えるけど、なくても困らない試合が多かった。次回は別なカードを入れるかも。

・森のレインジャー…除去が多いデッキ相手に必須カード。あと1〜2枚増やしたい。

・サイド後…戦い方が変わるので、勝ち方のイメージをしっかり描きたい。

・対トリコ、対チメリカ…練習と戦い方でなんとかなる相手だが、圧倒的に練習量が足りない。持っていそうな人にフリプをお願いするか、自前で用意するかして練習したい。

コメント

nophoto
ちょーこー
2012年2月29日11:26

どうもです。
最終戦で舐めプじみたプレイミスを犯してしまい申し訳ありませんでした。
次回があればプレイミスは無くしていきたいと思いますのでどうかよろしくお願いいたします。

遺伝アルゴリズム
遺伝アルゴリズム
2012年3月1日21:52

ワイアウッドの養虫人型・・・
これに工芸品でトークン生成しまくるってことですか?

東京にいますが見たことないような気がします。
てか、養虫人自体を見かけないっすね~(たまたま自分の参加してる大会にいないだけかもしれませんが)

蟲とーくんの中の人@未確認で進行系
2012年3月2日21:00

>ちょーこーさん
 いえ。ミスプレイは誰にでもありますので、気にしないで下さい。あと、ミスに付け込めない私も弱かったですしね。
 お互いに強くなりましょう。土日はシータに顔を出しますので、会えたら練習戦をお願いします。

蟲とーくんの中の人@未確認で進行系
2012年3月2日21:17

>遺伝子さん
 言い方が紛らわしかったですね。養虫人型と書きましたが、トクナガさんが使っていたトークン精製+召喚の調べ入りタイプの親和エルフのことです。
 DNで「トクナガさんのエルフで〜」と言う記事を良く見かけるので、流行っていると思いましたが違いましたか(笑)
 東京ではどんな感じのエルフが流行っている感じですか?

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