「エルフとの対戦はつまんない」
これはエルフ使いなら誰でも一度は言われたことがあるセリフだろう。
一般に言われるエルフデッキとは「垣間見る自然を使ったコンボデッキ」と「森の伝書使などから大量展開するチェイン型の半コンボ搭載エルフ」、「だいたいは上記二つ+αが入ったエルフジャンク」だ。
これらのエルフに言えることは、ソリティア時間が長くて、対戦すると「あ〜、もうコンボ決まったんだろ?ダラダラ続けないでさっさと終わらせろよ?」みたいな諦め混じりのダルさに襲われることだ。
負けがほぼ確実な状態で、延々と一人回しされれば嫌な顔もしたくなるだろう。
「ソリティア時間が長いコンボデッキ」と言う、対戦したくない印象をエルフデッキは持たれている。
さらにエルフはカードの安さから、レガシー入門デッキとして選ぶ人も多い。
レガシー入門者だから、環境が分からずにプレイが遅くなる。
またデッキに慣れていないために、ソリティア時間が長くなる傾向がある。
「ただでさえ対戦したくないソリティアデッキを、ぎこちない手つきで延々と回される」
誰でもエルフと対戦したくならないだろう。
もちろん環境が分からずにプレイが遅くなるのは仕方ないことだし、大会参加やフリープレイを回数重ねれば、自然とプレイも早くなるだろう。
環境の理解不足により、プレイが遅いことは仕方ないことだ。
だが、ソリティアに時間をかけることは仕方のないことだろうか?
コンボを使うのなら、特に時間がかかるチェインコンボを使うのならば。
最低限、コンボを滑らかに出来ることが必要ではないだろうか?
チェインコンボは相手に待ってもらう時間がある。
対戦相手に申し訳ないと思うなら、コンボに時間をかけないように練習するべきだろう。
コンボの習熟が、自他共に楽しめるマジックに繋がるハズだ。
…では、どのようなことを練習するべきか?
大会参加する前に、親和エルフと伝書使などを入れた半コンボのエルフビックマナで、身につけておくべきことをいくつかあげる。
まず親和エルフについて
親和エルフを回す上で覚えておきたいのは↓だろう
●チェイン回数の把握
●次のドローに繋げるために必要な牌チェック
●キープした初手からコンボスタートまでに何枚必要か考える
●イラクサを絡めたマナ計算
●手順簡略化
●クゥイリーオンや虫、パクトを使用した際にカウンターを置き、目印とする
●コンボのパターン化
プレイ向上の為に、毎日これらを考えながら一人回しをすると良い。
親和エルフを使うのなら、最低でもイラクサ絡みのエルフ算に時間をかけるべきではないと、私は思っている。
また既に勝ってるのに、ケアを越えて延々とソリティアを続けることもするべきではないだろう。
なるべく対戦相手に負担をかけないようにしたい。
なお、イラクサ1体につき1マナ浮くと考え、マナが増える時だけコールすると計算が楽になる。
またイラクサを倒した状態でハンドからエルフをタップ状態で出す、手順簡略化も速度向上に役立つだろう※。
※対戦相手に確認をとることを忘れずに。
チェイン自体を減らすには、雲石の工芸品が役に立つ。
これとイラクサ、遺産、1マナエルフがあれば無限マナ&無限ストーム、幻想家で無限ドローが可能だ。
他にも樺とイラクサ2体+エルフやイラクサ2体+樺+虫などでも無限になり、チェインなしで勝つことが出来る。
次に伝書使などを使った、半コンボのビックマナ系エルフについて。
ビックマナ系で身につけるべきものは↓だ
●総エルフ数の把握
●発生マナ数計算
●何が欲しいか考えて、ドローカードをプレイするか決める
●ダメージの点数計算(必要分のエルフプレイで勝つ)
親和エルフとくらべてだいぶ数が減ったように思えるが、プレイ時間はさほど変わらない。
ビックマナ系で時間がかかるのは、総エルフ数をいちいち数えることと、必要以上にエルフを展開することが原因だ。
エルフを4〜5体ずつまとめたり、ティタニアでマナを出した時のエルフ数を覚える→次にマナを出した時に、前回のエルフ数に追加したエルフ数を足す
などすれば計算が早くなるし、相手の動きをケアした必要数のエルフだけを展開すれば、手札の温存とソリティア時間の短縮が可能だ。
いずれのエルフもマナ管理が特に重要なデッキなので、マナに関わる
●総エルフ数
●アンタップを組み合わせて出せるマナ数
はよくよくチェックするべきだろう。
…一応言っておくと、時間がかかるのは親和エルフ、伝書使辺りから大量展開する半コンボのビックマナ系エルフ、イロイロ突っ込んだエルフジャンク、シャッフルやサーチに時間がかかるエルフバベル、イロイロ面倒な食物連鎖エルフぐらいだ。
マントル型、オーダー型、8アーマーバーサーク、エルフドレッジ、侵入警報型のコンボエルフはソリティア時間がほぼ無い。
あと黒緑エルフみたいなコントロールエルフ(ウーズ型はタッチコンボだが、ソリティア時間は少ない)や、ナヤエルフみたいな中速ビートエルフはコンボがそもそもない。
冬の宝珠や根の迷路を入れた妨害タイプに、エルフランデスとかもソリティア時間はかからない。
〜まとめ〜
今回私が言いたかったことをまとめるとこうなる。
●チェインコンボを使うなら、しっかり練習して対戦相手の負担を減らすべきだ。
●コンボ速度の向上は対戦相手が楽になるだけではなく、自らのスキルアップになるので、積極的に行うべきだ。
終わりに〜○○使いとは〜
デッキ構成などは、レシピがあればすぐにマネできる。
私自身も大会上位のデッキチェックは欠かさずにしているし、完コピのデッキも回す。
レシピなぞ、知られる前までは価値が高くても、一度知られれば大した価値はない。
いかに考えて作ったデッキでも、他の人が考えられなかったデッキでもだ。
デッキレシピの価値がすぐに劣化するならば、プレイヤーはどこで他のプレイヤーと差をつければ良いだろうか?
試合の勝ち負けで差をつけるか?
どんなに習熟したプレイヤーでも、引き次第ではレシピ完コピの即席プレイヤーに負ける。
では、どこでプレイヤー間の差をつけるか?
…難しい。
もしやマジックはただの運ゲーか?
…否定はできない。
事実サイコロで負けただけで、負けたマッチもあった。
だが、運だけではないハズだ。
レガシーのデッキはカードパワーが高く、厳しい状況からでも逆転できることがある。
「自分のデッキができる最善策を考えてプレイし、勝ち筋がなくなるまでプレイする」
これが出来るか出来ないかに、勝敗は大きく左右されるだろう。
勝負は時の運だから負ける時は負けるし、どうしようもないときはどうしようもない。
同じデッキ同士が戦って、片方がトリマリした上に土地がなかった時はゲームにならないだろう。
でも、だからこそ、その時その時の勝負で最善のプレイが出来るかが大切だ。
レシピがコピられて、試合が運に左右されたとしても、デッキの習熟度は裏切らない。
冷静に勝ち筋を見つけ、実行に移す。
わずかな勝ちを拾えるプレイヤーは、結果的に勝率が高くなり、習熟していないプレイヤーとの差として現れる。
デッキのポテンシャルを引き出し、不利な試合でも勝ちを拾えるものが○○使いとそうじゃない人の差なんだと思う。
んで、僕はエルフ使いになりたい。
難しいこととか関係なしに。
僕はエルフが好きです。
だからエルフで負けたくありません。
だからエルフデッキを16種類以上持ってるし、まだまだ作るつもりだし、エルフのプレイングでも負けたくない。
1番上手くエルフを使いこなしたい。
デッキを愛するなら「いかに上手く使いこなせるか」と言う点では負けたくない。
まだまだプレイミスばかりだけど、もっといっぱい練習して、最強のエルフ使いになりたい。
それが目標。
とりあえず、もっとエルフで優勝するところから始めます。
これはエルフ使いなら誰でも一度は言われたことがあるセリフだろう。
一般に言われるエルフデッキとは「垣間見る自然を使ったコンボデッキ」と「森の伝書使などから大量展開するチェイン型の半コンボ搭載エルフ」、「だいたいは上記二つ+αが入ったエルフジャンク」だ。
これらのエルフに言えることは、ソリティア時間が長くて、対戦すると「あ〜、もうコンボ決まったんだろ?ダラダラ続けないでさっさと終わらせろよ?」みたいな諦め混じりのダルさに襲われることだ。
負けがほぼ確実な状態で、延々と一人回しされれば嫌な顔もしたくなるだろう。
「ソリティア時間が長いコンボデッキ」と言う、対戦したくない印象をエルフデッキは持たれている。
さらにエルフはカードの安さから、レガシー入門デッキとして選ぶ人も多い。
レガシー入門者だから、環境が分からずにプレイが遅くなる。
またデッキに慣れていないために、ソリティア時間が長くなる傾向がある。
「ただでさえ対戦したくないソリティアデッキを、ぎこちない手つきで延々と回される」
誰でもエルフと対戦したくならないだろう。
もちろん環境が分からずにプレイが遅くなるのは仕方ないことだし、大会参加やフリープレイを回数重ねれば、自然とプレイも早くなるだろう。
環境の理解不足により、プレイが遅いことは仕方ないことだ。
だが、ソリティアに時間をかけることは仕方のないことだろうか?
コンボを使うのなら、特に時間がかかるチェインコンボを使うのならば。
最低限、コンボを滑らかに出来ることが必要ではないだろうか?
チェインコンボは相手に待ってもらう時間がある。
対戦相手に申し訳ないと思うなら、コンボに時間をかけないように練習するべきだろう。
コンボの習熟が、自他共に楽しめるマジックに繋がるハズだ。
…では、どのようなことを練習するべきか?
大会参加する前に、親和エルフと伝書使などを入れた半コンボのエルフビックマナで、身につけておくべきことをいくつかあげる。
まず親和エルフについて
親和エルフを回す上で覚えておきたいのは↓だろう
●チェイン回数の把握
●次のドローに繋げるために必要な牌チェック
●キープした初手からコンボスタートまでに何枚必要か考える
●イラクサを絡めたマナ計算
●手順簡略化
●クゥイリーオンや虫、パクトを使用した際にカウンターを置き、目印とする
●コンボのパターン化
プレイ向上の為に、毎日これらを考えながら一人回しをすると良い。
親和エルフを使うのなら、最低でもイラクサ絡みのエルフ算に時間をかけるべきではないと、私は思っている。
また既に勝ってるのに、ケアを越えて延々とソリティアを続けることもするべきではないだろう。
なるべく対戦相手に負担をかけないようにしたい。
なお、イラクサ1体につき1マナ浮くと考え、マナが増える時だけコールすると計算が楽になる。
またイラクサを倒した状態でハンドからエルフをタップ状態で出す、手順簡略化も速度向上に役立つだろう※。
※対戦相手に確認をとることを忘れずに。
チェイン自体を減らすには、雲石の工芸品が役に立つ。
これとイラクサ、遺産、1マナエルフがあれば無限マナ&無限ストーム、幻想家で無限ドローが可能だ。
他にも樺とイラクサ2体+エルフやイラクサ2体+樺+虫などでも無限になり、チェインなしで勝つことが出来る。
次に伝書使などを使った、半コンボのビックマナ系エルフについて。
ビックマナ系で身につけるべきものは↓だ
●総エルフ数の把握
●発生マナ数計算
●何が欲しいか考えて、ドローカードをプレイするか決める
●ダメージの点数計算(必要分のエルフプレイで勝つ)
親和エルフとくらべてだいぶ数が減ったように思えるが、プレイ時間はさほど変わらない。
ビックマナ系で時間がかかるのは、総エルフ数をいちいち数えることと、必要以上にエルフを展開することが原因だ。
エルフを4〜5体ずつまとめたり、ティタニアでマナを出した時のエルフ数を覚える→次にマナを出した時に、前回のエルフ数に追加したエルフ数を足す
などすれば計算が早くなるし、相手の動きをケアした必要数のエルフだけを展開すれば、手札の温存とソリティア時間の短縮が可能だ。
いずれのエルフもマナ管理が特に重要なデッキなので、マナに関わる
●総エルフ数
●アンタップを組み合わせて出せるマナ数
はよくよくチェックするべきだろう。
…一応言っておくと、時間がかかるのは親和エルフ、伝書使辺りから大量展開する半コンボのビックマナ系エルフ、イロイロ突っ込んだエルフジャンク、シャッフルやサーチに時間がかかるエルフバベル、イロイロ面倒な食物連鎖エルフぐらいだ。
マントル型、オーダー型、8アーマーバーサーク、エルフドレッジ、侵入警報型のコンボエルフはソリティア時間がほぼ無い。
あと黒緑エルフみたいなコントロールエルフ(ウーズ型はタッチコンボだが、ソリティア時間は少ない)や、ナヤエルフみたいな中速ビートエルフはコンボがそもそもない。
冬の宝珠や根の迷路を入れた妨害タイプに、エルフランデスとかもソリティア時間はかからない。
〜まとめ〜
今回私が言いたかったことをまとめるとこうなる。
●チェインコンボを使うなら、しっかり練習して対戦相手の負担を減らすべきだ。
●コンボ速度の向上は対戦相手が楽になるだけではなく、自らのスキルアップになるので、積極的に行うべきだ。
終わりに〜○○使いとは〜
デッキ構成などは、レシピがあればすぐにマネできる。
私自身も大会上位のデッキチェックは欠かさずにしているし、完コピのデッキも回す。
レシピなぞ、知られる前までは価値が高くても、一度知られれば大した価値はない。
いかに考えて作ったデッキでも、他の人が考えられなかったデッキでもだ。
デッキレシピの価値がすぐに劣化するならば、プレイヤーはどこで他のプレイヤーと差をつければ良いだろうか?
試合の勝ち負けで差をつけるか?
どんなに習熟したプレイヤーでも、引き次第ではレシピ完コピの即席プレイヤーに負ける。
では、どこでプレイヤー間の差をつけるか?
…難しい。
もしやマジックはただの運ゲーか?
…否定はできない。
事実サイコロで負けただけで、負けたマッチもあった。
だが、運だけではないハズだ。
レガシーのデッキはカードパワーが高く、厳しい状況からでも逆転できることがある。
「自分のデッキができる最善策を考えてプレイし、勝ち筋がなくなるまでプレイする」
これが出来るか出来ないかに、勝敗は大きく左右されるだろう。
勝負は時の運だから負ける時は負けるし、どうしようもないときはどうしようもない。
同じデッキ同士が戦って、片方がトリマリした上に土地がなかった時はゲームにならないだろう。
でも、だからこそ、その時その時の勝負で最善のプレイが出来るかが大切だ。
レシピがコピられて、試合が運に左右されたとしても、デッキの習熟度は裏切らない。
冷静に勝ち筋を見つけ、実行に移す。
わずかな勝ちを拾えるプレイヤーは、結果的に勝率が高くなり、習熟していないプレイヤーとの差として現れる。
デッキのポテンシャルを引き出し、不利な試合でも勝ちを拾えるものが○○使いとそうじゃない人の差なんだと思う。
んで、僕はエルフ使いになりたい。
難しいこととか関係なしに。
僕はエルフが好きです。
だからエルフで負けたくありません。
だからエルフデッキを16種類以上持ってるし、まだまだ作るつもりだし、エルフのプレイングでも負けたくない。
1番上手くエルフを使いこなしたい。
デッキを愛するなら「いかに上手く使いこなせるか」と言う点では負けたくない。
まだまだプレイミスばかりだけど、もっといっぱい練習して、最強のエルフ使いになりたい。
それが目標。
とりあえず、もっとエルフで優勝するところから始めます。
コメント
プレイングの事すごく勉強になりました!まだまだ初心者なので対戦者に迷惑をかけないように把握してやりたいです!!
広くて深いエルフの世界にようこそ!!
互いに切磋琢磨しましょう!!
つまるところリアにはNG。
あと俺がソリティア系コンボは相手待たせるから嫌いだって言うのに対して長くなるのは理解が足りないからだ練習しろって言うのはさすがに無理がある
出来るだけ速く回せるように練習してますね
コンボ使いの義務だと思ってます
ただ、カードゲームやってる人ってめんどくさい性格の人が割と多いから
出来るだけ丁寧に、端折らずに、行動を説明しながら回すようにしてます
速く回すだけじゃなく相手に気を使いながら回せればなおいいですよね
ボソッとしゃべる人もいるわけだからヘッドホンしてちゃダメだと思うんすよ
んと。
待ち時間の問題を錬度のせいにしたのではなく、ソリティアデッキを使う上でやるべきことについて述べた感じかな。
言いたかったのは
●エルフ全てがソリティアする訳ではないよ
●ソリティアするなら練習してから使うべきだよ
と言うこと。
今回はフミトきゅんのDNみてから書いたけど、フミトきゅんの意見には答えてないよ。
ソリティアするエルフが嫌ならコントロールやビートのエルフを使えばいんでないん。
あとエルフのイメージチェンジは段々やっていくつもり。
●コンボ使いの義務〜
せやな。早いとカッコイイしな。
●めんどくさい性格の人が割と多いから、出来るだけ丁寧に、端折らずに、行動を説明しながら回すようにしてます
丁寧に説明するのは大事だよね。ただ、ハイタイドと親和エルフだと微妙にチェイン方法が違うんで、ある程度のはしょりは必要だと思うの。
カードプレイするたびに宣言したり、アンタップとタップを繰り返したりをやりまくると、遅延扱いされても文句言えないレベルで時間かかるし。
●速く回すだけじゃなく相手に気を使いながら回せればなおいいですよね
ですねぃ。みんなで楽しくマジック出来ると良いですよね。
●ボソッとしゃべる人もいるわけだからヘッドホンしてちゃダメだと思うんすよ
いや、正直こんなに引っ張られると思わなかったんよ。
非正規の大会だし、相手もジャッジも何も言わなかったし。
以後大会では気をつけます。